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vol.13

KOUJI HASHIMOTO

本物・本質・こだわりは絶対に譲れない

テイラー スティッチのスピリットは、どこまでも“本物”を追求すること。そのために“こだわり”と“情熱”はいとわない。
さまざまなフィールドには、同じ志を持って活躍する男達がいる。彼らを突き動かす原動力は? そして、何を求めているのか?
ここでは気になる一人をピックアップして、その思いを2回に分けて語ってもらう。きっと、そこにはテイラー スティッチとつながる何かがあるはずだ。
今回は、ラゲッジメーカー「ブリーフィング」のアートディレクターとして活躍する橋本康治さん。

ブリーフィングの目線でクリエイティブな物事を考える

アートディレクターとして活躍する橋本さん。カタログのモデル撮影のスタイリングも自らディレクションする  着用アイテムはコチラ

——ブリーフィングは、どんなブランドか教えていただけますか?

1998年にできたブランドで、その時はミリタリーやミルスペック(米国国防総省が規定する装備品の規格)のカバンを作っているアメリカの工場の生産ラインに入れてもらい、バッグを生産していました。今は、もっといろんなお客様にリーチしたいということで、トラベル用のハードケースや女性向けのバッグだったり、ゴルフアパレルも展開するようになりました。

 

——ブリーフィングのバッグは、タフで耐久性が高いことで人気がありますが、ミリタリーが出発点ということが理由なんですね。

はい。耐久性と機能美は、すごく意識して商品を作っています。ただ、自分達で言うのも何ですが、耐久性がよすぎて、買い替えの需要があまりないんですよね。ずっと同じカバンを愛用して下さって、壊れたら、それをまた修理に出して…。メーカーとしてはうれしいことですが(笑)。

橋本さんが愛用するブリーフィングのバッグ。仕事道具のノートはPCスリーブに小物類はダブルジップポーチにまとめて、アタックパックに。
・DOUBLE ZIP POUCH-3 GOLF
・ATTACK PACK
※PCスリーブは既に完売済みです。ご了承ください。

——ブランドのコンセプトは何ですか?

"Innovation for activist "が、社内での標語になっています。要は「すごくアクティブな人に対して、ブリーフィングのウエアだったりギアでサポートする」ということです。平日もバリバリ仕事をやって、土日も一生懸命遊ぶ。仕事と遊びの垣根がない人達っていらっしゃるじゃないですか。そういった人達に向けてカバンやウエアを作っていきたいと。

——テイラー スティッチのシームレスで着れる服づくり、というコンセプトと相通じますね。橋本さんのブリーフィングでの、お仕事は?

アートディレクターです。クリエイティブとPRを統括している部署に所属しています。商品以外のデザインは、ほとんど僕らがやっている感じですね。ウェブサイトから、細かいところでは下げ札、ショッパーと言われる商品を包むバッグ、展示会の企画設営、あと店舗設計など業務が多岐にわたっています。

会社はフリーデスクスタイル。バーカウンターも備えているので、業務終了後はビール片手にミーティングということもある自由な社風

——多岐にわたって活動されているんですね。製品カタログの撮影や制作も自らされているそうですが、一般的なメーカーでしたら広告代理店等に外注しますよね。

僕が入社する前は、やはり広告代理店に制作を依頼していたんですよ。僕が元々制作会社にいたということあって、「自分達でやろう」となりました。広告代理店に外注すると、一枚フィルターが入ってしまう。僕はそれがあまり好きではなくて。だから、撮影も全部自分達でやっていますよ。時には自分がモデルになることもあります、顔は出しませんが(笑)。プロのモデルさんで撮影する際も、スタイリストにはお願いしてないですね。

 

——それはモデル撮影では珍しいですね。

モデルさんの私服で撮りたいからです。モデルさんに、買ってきたり借りた服を着せると、その人じゃないんです。着慣れていないんですよね。それでは撮影商品が浮いてしまうので、その人達のワードローブにある服を全部持ってきてもらい、僕がコーディネートしてスタイリングします。モデルさんも恰好いいとかの基準で選んでいません。ちゃんとライフスタイルを持っている人達にカバンを持ってもらって、撮影をしています。本物・本質・こだわり、というところは絶対に譲れませんので。

 

アートディレクターとして、ブリーフィングの店舗デザインにも携わる

——仕事で大切にされていることは?

ブランドの立場になって、物事を考えるようにしています。自分の趣味・嗜好で走ってはいけない。飽くまでもブリーフィングの目線で物事を考えていく。どうしてもクリエイティブな仕事は自分、自分となってしまうこともあるので、そこは凄く大事にしますね。それと仕事をする仲間はすごく大切にしますね。お互いに敬意をもってやっています。

リーダーとしてチームを束ねる。仕事で最も大切にしている一つが、仲間だと言う  着用アイテムはコチラ

 

——仕事のやりがいは?

「いろんな人に会える」というのが、すごくやり甲斐につながっています。そこから、インスピレーションを得られるんです。「こういった人の生き方があるんだ」と、自分へのインプットがどんどん増えていく。このごろ、ずっとお会いしたいと思っている人に、仕事を通じて会えてきているんですよ。それもやり甲斐の一つですね。

 

アート関連の本をよく読むという橋本さん。特にお気に入りは建築関連。仕事にもいいインスピレーションを与えてくれるそう

——ありがとうございました。後編では橋本さんのプライベートや愛着されているテイラー スティッチについて、お聞かせ下さい。

人気ラゲッジメーカーのブリーフィングのブランドイメージをクリエイトする橋本さん。仕事はもちろん、私生活でも、本物と本質にこだわっている

 

PROFILE

KOUJI HASHIMOTO

橋本康治
ブリーフィング アートディレクター

1983年生まれ。アメリカ出身 旅行会社、広告制作会社等を経て、ブリーフィングを扱うユニオンゲートグループへ。アートディレクターとして、PRからクリエイティブまで幅広く活動する。趣味は20年以上続けているサーフィン。テイラー スティッチのファンでもある

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