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vol.14

KOUJI HASHIMOTO

本物・本質・こだわりは絶対に譲れない

テイラー スティッチのスピリットは、どこまでも“本物”を追求すること。そのために“こだわり”と“情熱”はいとわない。
さまざまなフィールドには、同じ志を持って活躍する男達がいる。彼らを突き動かす原動力は? そして、何を求めているのか?
ここでは気になる一人をピックアップして、その思いを2回に分けて語ってもらう。きっと、そこにはテイラー スティッチとつながる何かがあるはずだ。
今回は、ラゲッジメーカー「ブリーフィング」のアートディレクターとして活躍する橋本康治さん。

30才の決断。とにかく自分が好きなことをしたい

根っからのサーファーの橋本さん。休日は海に出かけてオフタイムを楽しむ  着用アイテムはコチラ

——ブリーフィングで仕事をするきっかけは?

僕はずっと若い時から、ファッションにかかわる仕事をしたいな、と思っていました。ですが、大学を卒業しても、全然そういう会社には行けず…。結局就職したのは、旅行代理店。で、インバウンドで海外のお客様を日本に呼ぶ営業をやっていたんですね。マーケティング部に異動になってウェブと広告を作ることに携わるようになり、経験を積ませていただき、すごく広告制作は楽しいな、と思うようになったんです。それで広告制作会社に転職して、そこで皆さんもご存知のような大手のクライアントを相手に、カタログや映像とかクリエイティブを作るようになったんですよ。

 

——なるほど。順風だったわけですね。

ですが、30才になった時に、「毎日自分がしたいことって何だろう」と自問したんです。そうしたら、答えはサーフィンだったんですね。とにかく、寒いのが嫌いだし、花粉も梅雨も嫌だし、じゃあ誰も知り合いはいないけど、ハワイに行ってみよう、と思って。で、5ヵ月間ぐらいハワイで生活したんですよ。やっぱり海がすごく好きで、サーフィンにかかわるような仕事がしたいと思って、帰国してサーフィン関連のイベント会社に数ヵ月間お世話になったんです。ですが、やはりファッションの仕事はしたいという思いがあって。たまたま知人から「カバン屋さんだったら紹介できるよ」という話があったんです。で、今の会社の代表と会う機会があって、いろいろ自分の想いや、今自分ができることを話して、「じゃあ、うちでやってみなよ」と声をかけていただいたんです。

最近の趣味は写真を撮影すること。愛機はRICOHのGR。スナップ撮影に最適だそう

——30才で人生をリセットするというのは、大きな決断ですよね。なかなか、できることではありません。

とにかく、好きなことをやっていたいな、という思いでしたね。人生はすごく短いじゃないですか。一度きりなので、毎日、本当は好きなことをしていたいんですよ。サーフィンと一緒なんです。サーフィンはそんなに上手くないですけれども、波が来た時に自分がいい場所にいたら、やはり退きたくないんですよね。波が大きくても、恐怖心はあってもビビッていないで、もう行くしかないと思っちゃうんですよ。失敗して波にもまれてもいいし、サーフィンで結構学ばせてもらっているかもしれないですね。

——休日はやはり海に?

海に行くことも多いですが、お気に入りのカフェで豆を買って家で挽いてのんびりとコーヒーを飲んだり…。この年になると、もう外見を気にしても仕方ないので(笑)。昔は見た目とかをすごく気にしていましたけど、大切なのは中身だと思うので。ですから、何かもう自分の生活を豊かにしていきたいな、と思っていますね。

海帰りには笹塚にあるお気入りのカフェDear All(外部サイト)に立ち寄る。オーナーの星さんもかつてブリーフィングに勤めていたので顔なじみ

——人生の座右の銘はありますか?

"Less is more"と"Be you"ですね。"Less is more"はミニマリストの考え方なんですが、より ものを少なくすることによって、豊かになるという発想です。すごく共感していて、僕も結構シンプルなものが好きなんですよ。研ぎ澄ませていくことによって、一番綺麗なものが現れると思っているので。それと常に東京は、毎日移り変わっているじゃないですか。なので、自分を見失うことが多々あって。なので、自分っぽくいろ、といつも思うようにしています。"Be you"と自分に言い聞かせています。

 

カメラは普段から持ち歩いているが、ふらりとスナップ撮影に出かけることも

——テイラー スティッチを普段から着られていますが、日本に上陸する前からお気に入りだったとか。

カリフォルニアのラグナビーチで知り合いが店をやっていて、そこで出会ったんですよ。で、彼らが「これがいいよ」とすすめてくれたんです。シャツを購入したんですが、僕の体形にはすごく合っていて。何か着ている感じがしないというか、全く着ていてストレスにならないですね。

 

テイラー スティッチはカリフォルニアで知って以来のお気に入りだ  着用アイテムはコチラ

——それ以来、お気に入りになった。

めちゃくちゃアメカジなわけでもなくて、ワークウエアでもないんですけれども、サンフランシスコ発ということで、すごく洗練もされているように見える。ですが、洗練されながらも着ているうちに味が出てくる。買った時よりも、数年経った時の方が恰好いいんですよ。洋服のことがわかっている人が計算して作っているなと思います。本当にすごく好きなので、毎日着ていますよ。

 

——ブリーフィングとテイラー スティッチでコラボレーションの企画が進んでいるとか。

ブリーフィングのコンセプトやアイデンティティと、すごく似ているんです。親和性がすごく高いな、と思っていて。何か本当に考え方が似ているので、お互いにやってみようよ、みたいな。僕らもテイラー スティッチが好きで、彼らもブリーフィングがすごく好きになってくれて。すごく共感し合った結果、コラボしようという話になったんです。お互いに、何か無理してやろうということではなく。まずは定番のアイテムから、一緒に展開していく予定です。

 

——それは楽しみですね。今日はどうもありがとうございました。

自分の世界観にこだわる橋本さん。サンフランシスコにあるテイラー スティッチのオフィスを訪ねて、意気投合した。今秋にお目見えするコラボアイテムが待ち遠しい

 

PROFILE

KOUJI HASHIMOTO

橋本康治
ブリーフィング アートディレクター

1983年生まれ。アメリカ出身 旅行会社、広告制作会社等を経て、ブリーフィングを扱うユニオンゲートグループへ。アートディレクターとして、PRからクリエイティブまで幅広く活動する。趣味は20年以上続けているサーフィン。テイラー スティッチのファンでもある

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