MITSURU TAKESHITA's FAVORITE Collection

アウトドア×ファッション
という新機軸を求めて。

JANUARY 2019

アウトドアファッションブームの火付け役となった『GO OUT』の創刊編集長である竹下さん。「自分達は、ただ報道しているだけ」と、どこまでも謙虚だ。

——ここまでアウトドアファッションが根付いた理由は何だと思いますか?
いろんな文脈はあると思うんですけど、今から思うと、東日本大震災震の影響は大きかったですね。皆が自然の大切さについて考え直すきっかけになりました。キャンプ場とか自然の中にいると、みんな笑顔になる。別に何しているわけじゃないんですけど、外で食事してお酒を飲んでいるだけですが、何か「あぁ、楽しい」と言っている。都会で遊ぶと、怒っている顔の人がいっぱいるじゃないですか。やはり、自然の力なんですかね。

——なるほど。
それとメーカーさんが物凄くオシャレな服を作るようになった。実は『GO OUT』は、創刊当時、取材を断られていたアウトドアメーカーもあります。「うちらはアウトドアなので、チャラチャラしたファッション誌には載せたくない」みたいな。「山をなめるな!」と言われたことさえあります。当時は僕も何もアウトドアのことをわかっていなかった部分もあるのですが、今ではいい関係を築いています。「お客さんが求めているものってそこだったんだね」とメーカーもわかって考え方が変わってきた。僕も「本当にありがとうございます」という感じです。メーカーがオシャレな服を作ってくれなかったら、絶対『GO OUT』なんて本が売れる世界にはなっていないですから。僕達はメーカーから服を借りて本に載せるだけで、決して服を作っているわけではないですからね。

そんな竹下さんのお気に入りのアイテムをピックアップ。「テイラー スティッチは、着ていると、いい人そうに見えますね(笑)。」

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